『Offenbach』と、『Ofenbach』
フレンチ・ヒットの括りとしては、
やや、古い話題になるんですが、
『オッフェンバック』と検索すると、
いまだに、ドイツ生まれの大作曲家の話題しかヒットしないので
ちょっと、書かせていただきます
本日話題にするのは
フランスの男性二人組ミュージシャンに、ついて
個人的には、
作曲家先生と区別するためにも、オフェンバックと呼びたい・・・・・
左がセザール君(César Laurent de Rummel )右がドリアン君(Dorian Lauduique)
パリ育ちの幼馴染二人が2015年に結成したのが「Ofenbach」
世に知られるようになったのは、
2017年初めにヒットした
『Be Mine』 がきっかけ
ポーランドやロシアなど、東欧を皮きりに、
ヨーロッパ全土で人気を博し、
YouTubeのコメント欄には多言語が飛び交っています
ただ、この『Be Mine』
キモとなる、歌唱部分を担当しているのは
Ofenbachの二人とは別の、にーちゃんです
にーちゃんの名はガスパー君(Gaspard Murphy)
私はよく知らないんですが
エリオット・マーフィー(Elliott James Murphy)という
有名なロック歌手(?)の息子さんらしいです
ですから、厳密には、
『Be Mine ( Ofenbach featuring Gaspard Murphy ) 』
ということになるようですね
オフィシャル・クリップにはガスパー君が出ていないので
個人的にはむしろ、
こちら↓ の動画をおススメしたいところ
ガスパー君の
「ガム食べながら歌ってる?」みたいな、不真面目な雰囲気とか、
「目つき、イっちゃってない?????!!!」みたいな、やばい目線とか、
いろいろ、たまらん動画です
更に、バックに入る女性の歌声も気になる方には
こちらの動画をみていただきたい!
フランスのテレビ局TF1で放送されたLive映像です
リンク先で再生されます
バックコーラスの女性二人が、たまりません
特にピンクのポンポンが乗ってる方♪
『Be Mine』は素材としても魅力的なようで、
いろんなRemixがあって、飽きません
特にエンターテイメント性の高いこちらの動画はお気に入り
最後に、ダンス動画がお好きな方に、
こちらを贈ります
こういう、エロとアートの境目にあるエンターテイメントが超ツボ
特に二番目のちっこい彼女がたまらん ← おっさんかっ!
この、Ofenbachが2017年8月にリリースした新曲が
『Katchi (Ofenbach vs. Nick Waterhouse)』
↑ 冒頭の30秒だけ、試聴できるみたいです
うーん、個人的には、
断然『Be Mine』 、かな・・・
Aya Nakamuraとは、誰ぞ?
2017年9月7日
『Manu dans le 6/9』で、
「Aya Nakamura」というアーティストが話題になっていました
アヤ・ナカムラ???
とうとう、
日本系アーティストがフランスでヒットを飛ばす日が来たか!!
と、かなり興奮した私。
調べてみると、
こんな方↓でした
ナカムラ・アヤって、まあ普通に、よくある(?)名前ですよね
この人にたどり着くまでに、意外に手こずりましたわ・・・
目のあたり、アジア入ってる?とか、思ったりもしましたが、
全然、日本系の方では、なかったようです
Wikiによると、「アヤ・ナカムラ」は芸名で、本名は「Aya Danioko」
テレビシリーズ「Heroes」の登場人物「ヒロ・ナカムラ」から取った苗字とのこと
日本とは、全く、縁もゆかりもなさそうです
Aya Nakamura — Wikipédia
さて、
番組中、何が話題だったかというと、
現在ヒット中の彼女の曲『Comportement』のラスト部分の歌詞
「Comport~, Comport~」(コンポ~、コンポ~)
になっているのが気に入らない
きちんと
「Compor~tement, Compor~tement」
と歌うべきだ
と、Manuが発言したことから、
マネージャーに電話したり、本人を呼びつけたり、
という騒動に・・・!!
ちなみに、問題の曲は
こちら↓です
フランス語で、語尾を略すというのは
それほど珍しいことではないと思うんですけどもね
番組中でも指摘されていましたが
「appartement」(アパルトマン)を「appart」(アパー)と言ったり・・・
大人の事情がからんだ、ネタだったのかな?
( ̄∀ ̄*) ニヤリ
早朝、ラジオの収録スタジオまで呼び出されて、
Manuの気に入るように歌わされた(?)動画が、
こちら↓
うん、まあ、ちょっと無理があった気もしますが、
Manuは満足したようで、よかったです
(;´▽`)``
2017年9月8日のチャートで34位
一度聴くと、
耳から離れなくなる・・・・・
Solaar revient!!!
そもそも、このブログを始めようと思ったきっかけは、
MC Solaar(エム・セ・ソラー)が帰ってくるという話を聞いたからです
この話を誰かにしたくてたまらなかった、と
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
MCソラーとは、こんな人です
両親はチャド人。生後6カ月でフランス・パリ郊外に移住。大学で哲学を学び、1990年にデビューシングルを発表。翌1991年発表のアルバム第1作 Qui sème le vent récolte le tempo(「風をまく者はテンポを刈り入れる」の意。フランスの諺 "Qui sème le vent récolte la tempête" 「風をまく者は嵐を刈り入れる」すなわち「身から出た錆」をもじったタイトル)を発表。30万枚以上を売り上げるフランスのプラチナディスクとなった。
以後、スタイルを少しずつ変えながら7枚のアルバムを発表。NTMやIAMとともに1990年代前半、フランス語ラップをフランスに定着させた草分け的存在と見なされている。
私が一番好きなのは、
この曲 ↓ 『Caroline』
大学構内ですれ違った美女にビビッときて、出来上がった曲、
というウワサ・・・・・
20年以上前の曲ですが、
今聞いても、震える。
このクリップでは、ラストが尻切れトンボなのが気に入らないが・・・・・
フランス・ラップ界では、神様的存在の、MCソラー
大学で哲学を専攻したというインテリで、
16区在住(パリの超高級住宅街;私が聞いていた1998年当時の話)ということもあり、
良くも悪くも別格扱いのミュージシャンでした
私が日本に帰国してからは、
とんとご無沙汰していたので知らなかったんですが、
2007年以降、休業されていたんですね
そのMCソラーが10年ぶりの新曲発表に合わせて
『Manu dans le 6/9』にゲスト出演しました
番組のリプレイはこちらから ⇒ http://manu-dans-le-6-9.nrj.fr/replays
2017年9月1日の「MC Solaar était avec nous !!!」が、それです
番組の中で、休業の理由について、
「(音楽活動において)少し立ち止まってみた」
"J'ai pris un peu de recul"という感じのことを言っているので
正しくは「ちょっと後退してみた」という意味になりますか・・・ ?
と話しています
「ちょっとだけポーズ(休止)を取るつもりが、10年経っちゃった」
と。
活動再開のきっかけについては、
ベルギーで行われたフェスに観客として参加し、
創作意欲を刺激された、というようなことを語っていました
さて、その、ソラーの新曲が
こちら↓です
歌詞は全然聞きとれませんでしたが、
曲は非常に「ソラーっぽい」仕上がりで、
10年空いたわりには違和感なく聴ける感じです
なんか、上から目線の感想で、すんません
(;´▽`A``
番組途中、
スタッフの一人、Niko君のギターに合わせて
行われた、ソラーの即興ライブも、必見!
今後の活躍が、たのしみです♪
でもやっぱり、
個人的には「Caroline」が、いちばん好き!!
このブログについて
かつて取った杵柄、『フランス語』
加齢とともに、日々衰え逝く語学力を、
なんとかキープすべく、
フランスのラジオ放送をネット経由で聞いています
中でも、
NRJという局の朝番組『Manu dans le 6/9』が
個人的には超ツボで、
日々、誰かに話したいネタが満載なのですが、
現実生活には、この、
コア?マニアック?な話に付き合ってくれる相手がおらず、
ストレスをため込む毎日が続いています
そこで、
ブログにて発散させてもらうことにしました。
ブログタイトルの「ouins-ouins(ouin-ouin)」とは、
幼児の泣き声のオノマトペ「うぇーんうぇーん」を意味するフランス語ですが
転じて、他人の注意をひくために子供っぽい行動を取る人や、
幼児的にうるさい人のことも指しているようです
Manu率いるチーム・メンバーが「わんわん」と呼ばれていることから
この単語をタイトルに使わせて頂きました
ちなみに、「les ouins-ouins a bord」は、
番組が聴取者プレゼントとして作った車用ステッカーのフレーズで
「赤ちゃんが乗っています」的なもの
このブログのネタは、私が理解できたフランス語の内容になります
でたらめなことは書かないように、もちろん、注意しますが、
悪意なく、誤訳をする可能性はありますので、
その点についてはご容赦ください
また、フランスのラジオ番組情報については、
お菓子作りの話題が中心の「コロレ別館」のほうで
すでに何度か話題にしていますので、興味のある方はそちらもぜひどうぞ!
pour-les-petits.hatenablog.com
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それでは!!
On commence !