料理人『Philippe Etchebest(フィリップ・エシュベスト)』
お料理好きのLaureがメンバーに加わったからか、
Le6/9では、グルメ系の話題が頻繁に上るようになりました
その際、しばしば登場するのが、
『Philippe Etchebest 』
という、名前
話の内容から、
メディアで有名な料理人?
というところまでわかったのですが・・・
気になったので、調べてみました
Philippe Etchebest(フリップ・エシュベスト)
Philippe Etchebest en 2015.
1966年12月2日生まれ
出身はフランスの北部、オー=ド=フランス地域圏エーヌ県のソワソン
若かりし頃はボクシングや15人制ラグビー選手として活躍していた
(1986-87のシーズンには15人制ラグビーのフランス選手権にも出場)
料理人としてのキャリアは23歳から
ホテル「メリディアン・パリ」などで修行した
2000年に「Meilleur ouvrier de France(フランス最優秀職人賞)」を受賞
2008年にはミシュランで二つ星を獲得
2012年には「Chevalier de l'ordre national du Mérite(功労勲章の騎士章)」も受勲している
現在はフランス料理シェフであるとともに、テレビ・タレントとして料理番組に出演している
参考:Philippe Etchebest — Wikipédia
と、まあ、このような方でした
個人的に、
一般的なフランス人シェフの体格のよさとは
一味違う「ゴツさ」のある方だな、というのが第一印象だったんですが
元ラグビー選手、という話に、なるほど!納得!!です
私がイメージするフレンチ・シェフは、
こんな感じ↑のしずく型体型・・・
ちなみに、こちらのお写真はフレンチの巨匠アラン・デュカス
23歳からの料理人キャリアというのは、
高校入学時に、ほぼ、将来の進路が決まるフランス社会では、
かなり異色の経歴と言っていいと思います
けれども、
受賞、受勲、ゴーミョーやミシュランからも評価されている彼の経歴からは、
単に物珍しさからもてはやされている「タレント料理人」では無く、
充分に実力を伴った「フレンチ・シェフ」であることがわかります
で、
このフレンチ・シェフ;エシュベストさんが、
なぜにこれほど話題になるのかというと、
彼は、
現在フランスのテレビ局M6で不定期放送中の人気番組、
「Cauchemar en cuisine」にレギュラー出演中で、
その番組内でのはじけぶりが、
とっても、視聴者にウケている、
というのが理由らしい
「Cauchemar en cuisine」(直訳すると「厨房の悪夢」)は
イギリスのChannel 4で放送されていた
「Ramsay's Kitchen Nightmares」のフランス版で
経営難にあるレストランにエシュベストさんが乗り込んで行って
現場の問題を指摘、解決していく過程を
ドキュメンタリー風のに仕立てたリアリティー番組
本家のラムゼイさんもかなり激しい方のようですが・・・・・
フランス版担当のエシュベストさんも、負けてないです
フィリップ・エシュベストの大噴火:トップ5
この他、YouTubeにはエシュベストさんがどなり散らす動画が
山盛り投稿されています・・・・・
『Cauchemar en cuisine (France) — Wikipédia』を見てみると、
番組後に閉店したお店が多数あったり、
(ページ内でマスが赤く塗られているお店がそうです)
番組放送後に亡くなった方もいらっしゃったり、と、
(自殺と推測されている、という話)
かなり、ガチなうえに、いわくつき。
日本にも似たような番組はあったような気がしますが、
まあふつう、ここまで「いわくつき」となると、
長続きすることはあまりないように思います・・・・・
よほど視聴者に愛されているんですね、
エシュベストさん。
笑顔はとってもチャーミング♪